病院長の挨拶

大久保力廣病院長 大久保力廣 口腔の健康は、「食べる喜び」、「話す楽しみ」に直結し、全身の健康や質の高い生活のためにとても重要です。特に最近の研究では,良く噛むことが脳の機能にも好影響を及ぼし、老化の予防にも密接に関連していることが明らかになってきています。また,虫歯や歯槽膿漏,噛み合わせの治療も、再生医療やコンピュータテクノロジーの発展に合わせて格段に進歩していますので、口腔内を最新の技術で、予防、診察、検査、治療し、いつも健康で快適な状態に保つことをお勧めいたします。
 昭和45年に開院した本学の歯学部附属病院は、地域の患者様と歯科医院の先生方から厚いご信頼をいただき、1日平均800〜950名の患者様が来院する横浜では最大の歯科総合病院です。当院の診療科としては保存科、補綴科、口腔外科、矯正科、小児歯科等、すべての従来型歯科診療科に加え、インプラント科や高齢者歯科等の新しい診療科も設置しています。また、ドライマウス、口臭、白い歯、いびき等の専門外来や、眼科、内科、循環器科といった口腔医療と全身医療との融合を図るための医科診療科も設置し、医科歯科連携によるチーム医療を推進することで、高い評価をいただいております。
 当院はかかりつけ登録医に病院の施設や設備を解放するオープンシステム(開放型)病院であり、かかりつけ医との共同診療(入院を含む)や諸検査を行うことができます。歯科病院では平成13年に全国で初めて厚生労働省から認可されており、これまでにも地域歯科医院の先生方と情報を共有しながら,患者様中心の歯科医療に努めてきました。今後も本オープンシステムを利用し、かかりつけ医と一緒に、安心で質の高い最先端の歯科医療を提供することを心掛けます。
 超高齢化がますます進展する中で、大学病院の使命と役割は非常に大きく、高度で多様な専門歯科医療を必要とする患者様への対応が責務と考えております。今後とも、地域医療の拠点病院としての機能の充実を図り、さらに多くのご信頼をいただくため、病院教職員が一丸となって,地域の皆様に安全で安心な歯科医療の提供を実践して参ります。

鶴見大学歯学部附属病院 病院長 大久保力廣

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